東海学院大学

東海学院大学

基本情報
所在地:岐阜県各務原市那加桐野町5-68
最寄り駅:名鉄各務原線 新加納
交通アクセス:名鉄岐阜駅JR岐阜駅からバス20分東海学院大学前下車
電話番号:058-389-2200
公式HP:http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
学長:神谷 眞弓子

学部
(人間関係学部)
心理学科
子ども発達学科
(健康福祉学部)
総合福祉学科
管理栄養学科

・主な就職先
人間関係学部
岐阜県警察、自衛隊、中日新聞社、日本郵便、大和証券、坂祝町役場、セキスイハイム中部、東海マツダ販売、生活共同組合コープぎふ、ハウステンボスほか
健康福祉学部
美濃市社会福祉協議会、大垣市民病院、岐阜南病院、河村病院、愛知慈恵会、和光会、岐阜信用保証協会、ソニーイーエムシーエス、東北銀行ほか

歴史

1961年 11月 学校法人神谷学園設立認可 初代理事長神谷一三になりました。
1963年 1月 東海女子短期大学設置認可 初代学長神谷みゑ子
4月 東海女子短期大学開設 校舎落成式、開学式挙行
1966年 1月 初等教育科設置認可
1973年 1月 初等教育科を児童教育学科とし、初等教育専攻入学定員100人、幼児教育専攻50人と学科、 専攻、入学定員の変更許可
1975年 4月 東海女子短期大学の海外語学研修校として東海女子短期大学ケンブリッジ校開設(イギリス)
1981年 1月 東海女子大学設置認可 初代学長高橋悌蔵
1984年 7月 軽井沢研修会館竣工
8月 米国ハワイ州立大学(University of Hawaii at Hilo, U.S.A.)と 姉妹大学の盟約を締結
11月 米国ホバート・アンド・ウィリアム・スミス大学(Hobart and William Smith Colleges, U.S.A.)と姉妹大学の盟約を締結
1985年 3月 講堂兼体育館竣工
1988年 9月 新館(学生食堂を含む)竣工
1991年 4月 大学と短大を結ぶブリッジ竣工
12月 3号館(クラブ棟)竣工 美学美術史学科の増設認可
1992年 3月 新テニスコート竣工
1994年 5月 東海女子大学・東海女子短期大学附属図書館竣工
1995年 4月 第二代理事長神谷哲郎就任
1997年 12月 大学院設置認可(文学研究科/英米文化専攻・人間文化専攻)
1998年 2月 大学院棟竣工
4月 大学院開設
1999年 7月 文学部総合福祉学科の増設認可
2000年 4月 文学部総合福祉学科開設
2001年 5月 文学部総合文化学科の設置認可
12月 人間関係学部心理学科、人間関係学部人間関係学科の設置認可
2002年 4月 人間関係学部(心理学科、人間関係学科)と文学部総合文化学科が開設 これまでの文学部総合福祉学科と併せて新しく2学部4学科となる
2003年 3月 大学院文学研究科英米文化専攻の廃止
2004年 7月 5号館1階学生食堂がカフェテリアTOKAIとしてリニューアル
11月 7号館5 階保育実習室「あそびの森」竣工
2005年 4月 大学院文学研究科人間文化専攻に人間文化コースおよび臨床心理コースを設置
2006年 4月 人間関係学部子ども学科開設
2007年 4月 東海学院大学に名称変更(男女共学化)
9月 多目的グラウンド( テニス、フットサル、ストリートバスケットコート)完成
12月 健康福祉学部食健康栄養学科設置認可
2008年 4月 東海女子短期大学から東海学院大学短期大学部に名称変更(男女共学化)
2010年 4月 子ども学科から子ども発達学科に名称変更
2012年 4月 食健康学科から食健康栄養学科に名称変更
2012年 11月 理事長 神谷眞弓子 就任
2013年 5月 学長 神谷眞弓子 就任
2013年 7月 幼児教育学科 届出設置が承認される
2013年 8月 健康福祉学部管理栄養学科届出設置が承認される
2014年 4月 メディカル・スペシャリスト養成プログラム開始

心理学専攻しながらでも資格取得が可能です

総評

心理学科に進学をしたけれども、心理学を専攻しながら他の色々な資格を取ることができます。神谷眞弓子学長がいっている女性が就職できるような気遣いを感じます。
特別支援学校教員免許所、救命救急士、言語療法士、認定心理士、図書館司書教諭、児童指導員任用資格など幅広い資格を勉強して目指す事ができますので、就職するときも多くの選択肢があります。
神谷眞弓子学長が進めている医療専門資格も今後は増えるかもしれません。

授業

心理学の授業は大きく分けて臨床、発達、実験などの分野の講義を選ぶ事ができ、色々な分野の心理学を勉強する事ができます。
例えば、臨床心理学概論、発達心理学概論、学習心理学概論、老人心理学、家族心理学の幅広い分野を選ぶ事ができるので、より自分が興味を持っている分野の勉強をする事ができます。
授業の内容としては最初に基礎的な内容を勉強してから、それぞれの分野の応用部分を勉強していきます。
授業の仕方も工夫がされており、生徒同士のディスカッションから視聴覚教材、カウンセリングの練習などしたり、描画療法での心理療法を活用した分析まで行います。
また今まで説明したような座学だけではなく、身体を動かすような実践型の授業まであります。
授業が終わった後にも、理解が追いついていない人向けに質問をする場も設けており、留年しないようにきめ細かいフォローもしています。
学長の神谷眞弓子さんも構内で見かけるとフレンドリーに接してくれて、学校全体的にアットホームだと思いました。

研究室

臨床心理士資格を持っている先生ばかりでしたので、ゼミの演習や自分の卒論のための調査を病院などの施設に顔が利くので実践的な内容ばかりでした。
研究室では自分の研究したい内容を決めて調査をしたり、ヒアリングのために施設への訪問なども行います。
この学校の特徴としては、先生と生徒の距離感が近くて学生の事を気にかけてくれる気さくな先生が多い印象でした。卒業後の進路も一緒に考えてくれるので、1人で悩まなくてすみます。
神谷眞弓子学長が考えているのは女性でも資格を取っていき、就職で困らないようにするためなので全体的なフォローの体制はあります。

就職

一般企業からの求人もあるのですが、心理学関係の求人もあります。
特別支援学校の教員や小学校の補助教員、ほほえみ相談員、児童養護施設と障害者施設の心理発達職の求人などです。
就職課ではスーツの選び方や着方、履歴書の書き方まで色々な面でサポートをしてくれました。
神谷眞弓子学長の挨拶にもあるのですが女性の自立を支援しているのは感じました。

施設

大学の校舎は全体的にキレイな状態を保たれています。
購買店が2点と丸善もあるので、学校で必要なものでそろわない事はほとんどありませんでした。
それに完全バリアフリー対応なのと、図書館の蔵書数やDVDの数も豊富にあり、臨床心理士指定の大学だけあるなと感じます。
特に心理学系の蔵書数は県内で最大級だと思います。
これには神谷眞弓子学長の専門性の高い生徒の育成にも関係してくるのではと思います。

アクセス

スクールバスと一般のバスが、午前と午後に岐阜駅から大学のと、各地域からのバスが数本走っていますので、交通費はほとんどかかりません。
スクールバスに乗れなくても岐阜バスには東海学院大学前という駅がありますので便利です。時間的には岐阜駅から20分くらいをめどにするといいです。
学校に申請をすれば車での通勤も可能で、大学周辺にはスーパーやコンビニなどもあるので特に不便はしません。

充実の教育制度でs安心のキャンパスライフを送れます

総評

大学全体で資格取得に関する授業が多くあります。それによって心理学を専門に勉強をしたい人と、資格を中心に取得をしたい人のグループに分かれました。また先生によっては教義的な授業をする人もいれば、応用的で実践的な授業の内容を取り上げる事もあり、もちろん先生によって授業の内容にばらつきがあります。
また当たり前のことでもありますが、他校との内容にもばらつきがありますので、入学する前にオープンキャンパスに行かれたほうがいいでしょう。
その時に神谷眞弓子理事長の話もあわせて聞いてみるといいでしょう。

授業

授業の内容は専門的な内容から基本的な内容まで対応しておりました。中には授業中に私語を話している学生もいましたが、授業終わりに注意をされていました。 しかし、そのような生徒も少ないので比較的まじめな生徒が多くいました。

研究室

研究室の先生はやる気に満ちており、研究室も活発に活動をしています。参加をしている生徒も研究室の課題をしっかりとこなして、不明点があれば先生に説明をしっかりと聞きに行ったりしていました。
先生側も研究室の質問から、就職活動、私生活まで親身に相談に乗ってくれるのでアットホームな環境でありました。
研究室の内容としては、自分の興味がある分野を調査したり、または先生からもらった課題を図書館で調べたり、実験をしたりして飽きが来ないようにされていました。神谷眞弓子理事長の方針もここら辺に関係しているのかなと感じてました。

就職

地元からの求人は多く来ていましたが、もし進学関係の就職先を探す場合は大学院まで行く必要がありました。実際に同級生やサークルの先輩でも心理学と関係のない小売業や流通業での営業など様々の職種に就職をしていました。
大学院へ行く場合も大学院が指定大学院だけあって、かなり勉強をしないと入れない様子でした。そしてもちろん倍率もかなり高かったです。

施設

大学内はいつも清潔に掃除がされており、校舎自体は古い事もありましたが特にキレイな状態を保たれておりました。
また県内でも最大規模の図書館がありましたので、授業で必要な情報や研究室で必要になる調査をするときにも役立ちました。

アクセス

大学へは岐阜駅からの岐阜バスや学校からのスクールバスがありましたので、特に不便は感じませんでしたのでアクセスは良かったです。それに近所にはコンビニや薬局、スーパーもありましたので便利です。少しだけあるとすればスクールバスが毎回乗車率が高かったので、神谷眞弓子理事長にはこの部分を改善して欲しいなとも思っていました。